広告
ad-02.jpg
banner_02.gifブログランキングに参加中です。応援クリックよろしくお願いします。
2007年02月17日
うちのバッパーに7ヶ月ほど宿泊していたフリーマンが今日出ていった。(彼については別の記事サーチ(調べる)「バッパーの人々」をご覧下さい)

謎の人物だったフリーマン。
もう数ヶ月も前から「オレはもうここにいられないから出ていく」と言って、でも出ていかなかった。そんなことを何度も何度も繰り返していた。
だから、ここ最近「もう出ていく」と言っていたけど、気にもとめていなかった。もう「オオカミが来たぞ」状態。

だって、新しいトマトソースを買ってたり食材をドンドン仕入れていた。

でも、昨日バイトから帰ってきたら、彼は出ていくことを決意して旅の支度をしていた。バイトへ行く前はそんなそぶり見せていなかったのに。

そして今日の朝、6時前にここを離れた。

彼は一時期スタッフになりたくて、でもスタッフ数名の「彼は向いてない」という判断でなることができなかった。それから彼は決して良い人じゃなくなった。
人がゲストのチェックインをしていると、ジャマをしてきたり、インターネットの調子が悪いときに「ワイヤレスがいけない」と勝手にネットワークを止めたり。しかもワイヤレスが原因でないことは、わかっていたから余計なお世話。
しかも、ネットワークを止めたまま寝て、明け方僕が起きるまで宿中のワイヤレスインターネットが不通になっていたこともあった。

まぁ、あまり良い言葉じゃないけど一言で言えばスタッフ的にはウザかった。

でも。
英語でわからないことがあれば、いろいろ教えてくれたし、彼と話すことはすごく英語の勉強になった。

彼がいなくなってスッキリした気持ちもあるけど、やっぱりいないと違和感がある。まぁ、でも、ここはバックパッカーズだし、誰かが出ていって誰かが入っていく場所なんだから、気にしていてもしょうがないんだけど。

ちなみに彼は大量の食料品を置いていった。
中には腐ったチーズとか、湿気ったクラッカーもあったけど。


posted by わち at 15:48 | コメントを書く(2) | TrackBack(0) | 人間観察
banner_02.gifブログランキングに参加中です。応援クリックよろしくお願いします。
2007年02月10日
うちのバッパーに今いるジュンキョウ氏は隣の国、韓国の人。

彼は本当に困ったちゃんであり、謎が多い男である。まず彼は旅人のはずなのに、14inchテレビを持っている。そして、なぜかデスクトップパソコンを持っている。
もちろんバッパーで自分のテレビを置いてみたり、デスクトップパソコンを設置することは許されていないから、ただただ場所を取るだけ。

そしてここにチェックインしてから、ここの生活に慣れるまでかなり疑心暗鬼でいた。自分のロッカーの前を何時間かに一度チェックして中身をチェックしたり、誰かが彼のロッカーの前に少し立っていると、その人がいなくなるまで見張っていたり。

そんな彼がこの前、ノートパソコンを買った。
買う前から彼は大変だった。まずどれを買えばいいかいろんな人の相談しはじめた。どのブランドが良いのか、どこの店で買うのが良いか、中古は買わない方が良いのか、メモリはいくつくらい必要なのか、普通Wirelessアダプタは付いているのか、どのくらいの値段が手頃なのかなどなど。重箱の隅を突くような質問のアラシだった。

そして買ったら買ったで大変。何をするにもまず人に聞く。しかも聞く質問が謎。
「熱々のパスタをパソコンの近くに置いたら壊れるか」
「起動中のパソコンを持って歩いたら壊れるか」
「パソコンを20cmくらいの高さから落としたけど大丈夫か」
「Youtubeで動画を見てるけど、ウイルスの心配はないか」
「パソコンの画面を触っても壊れないか」
などなどなど。もう何もするにも心配事だらけ。あれこれ些細なことを心配するくせにパソコン落とすし、なにかSpywareみたいなのに感染してるし、意味がわからない。

しかも彼。毎日のように冷凍のパスタを食べてる。2種類お気に入りのがあるらしく、(トマトソースとクリームソース)それのローテーション。毎回電子レンジでチンするんだけど、最初彼はカバーをしないで長時間温めていて、パスタは温め中大爆発。レンジの中はパスタだらけ。
今は誰の仕業かわからず、その惨事を見つけると「誰がやった!!」と騒いでいたけど、いつしか毎回トマトパスタを食べてる彼が犯人だと発覚した。

そして彼は家事能力ゼロ。
ある日の朝、キッチンへ行くとものすごい勢いのガス臭。でも、誰もキッチンにはいなく、コンロを調べるとつまみは強なのに火が付いてない。
そして少ししたら、ジュンキョウ氏がキッチンへ来て「火止めた?」と聞いてくる。「いやいや、火を止めたんじゃなくて火はついてなくて、ガスが漏れてたんだよ」というと、「え?このコンロは電気じゃないの?」と言ってくる。「じゃあ、火がついたの確認してないの?」と聞くと「見てない」とのお答え。
彼はここで生活を始めて2ヶ月。ずーっとコンロを使っていなく、ガスコンロだって知らなかったらしい。危うくガス爆発するところだった。

もう書き始めたらキリがないほど、しでかしている。

でもお金はあるらしい。パソコン買えるし宿代も払える。

いったい彼は何ものなんだ。


posted by わち at 13:43 | コメントを書く(4) | TrackBack(0) | 人間観察
banner_02.gifブログランキングに参加中です。応援クリックよろしくお願いします。
2007年01月17日
ときどき宿泊客の中で消えてしまう人がいる。もちろん透明になるわけじゃなくて、失踪してしまう。

僕が一番最初に会った失踪者はEmerson。
彼はオタワで就職活動をしていた。そして1ヶ月以上ここで生活していた。パソコン持っていたし、持ち物も普通だった。人も良く明るく良いやつだった。
でも、ある日を境にして、宿代の支払いをキチンとできなくなった。そして、滞納し始めると昼間はいなくて夜になると帰ってきた。きっと請求されたくなかったんだと思う。でも、彼は生活保護を受けていたのか、ときどき現金が入るらしく、そうなると支払った。
でも、そんな生活も限界になったのか、ある日「お姉ちゃんがお金を払いに来る」と言ったまま、失踪した。
彼はすごく良いやつだっただけにすごくガッカリだった。

次の失踪者はDeborah。
彼女もオタワで就職活動をしていた。でも、仕事が見つからず、生活保護も受けられなくなり、Emersonと同じように消えていった。

そしてこの前いなくなったのが、Mark。
彼が仕事を探していたのか、何をしていたのか一切謎。でも、ある日、全ての荷物を残して、突然いなくなった。

いなくなるのとチェックアウトは違う。
支払うべきお金を払わずにいなくなったり、荷物を置いたままにしたり、どこか不自然なところがある。

彼らは限りなく浮浪者に近い。というか、一歩手前、がけっぷちって感じ。
全員が全員、仕事がなくお金もなく日がな一日、職安のようなところへ行ったりバッパーでダラダラしていたりする。でも、ある日(それはきっと生活保護を受けられなくなった日なんだと思う)を境にいなくなる。

そうやって失踪していくとすごくガッカリする。なんでガッカリするかはうまく説明できないけど。彼らがここにいる間、どんなに良い人でも、最後にそうやって支払うべきのもを支払わずに消えていったりするからかな。

どこかの街角で彼らが「金くれ」と言っている姿は絶対に見たくないな。


posted by わち at 04:02 | コメントを書く(5) | TrackBack(0) | 人間観察
banner_02.gifブログランキングに参加中です。応援クリックよろしくお願いします。
2007年01月11日
ニュージーランド、ロトルアのバッパーでエクスチェンジをしていたときより、今いるバッパーの方がいろんな変わった人たちに会うことができる。
たぶんそれは土地柄そう言うことになるんだろう。

と、いうのもロトルアでバッパーに泊まる人は純粋なツアーリストか、ワーホリで仕事をしている人のどちから。
でも、このバッパーに泊まっている人はそうじゃない。限りなく浮浪者に近い人や、大学で短期間勉強している人、あと首都だから大使館が多く、ビザ申請のために滞在なんて人もいる。

そんな人たちの話を書いてみよう。

今、一番この宿に長く滞在しているのは、カナディアンのフリーマン。彼の名前、あだ名みたいな名前だけど本名らしい。もうすでに半年以上ここで暮らしている。そして無職。
最初、彼はドミトリー(相部屋)で一晩22ドル払って生活していた。それが4ヶ月くらい経ったある日から倍額44ドルのセミプライベートという個室に移動した。無職だけど宿泊代は払えるし、外食もよくしてるし金はあるらしい。
以前は日がな一日、テレビを見たりバッパーのパソコンでネットをしたり、散歩したりしていた。そして最近は夕方まで寝ていて、夜中は活動、明け方寝るというバンパイアみたいな生活を送っている。
そして、ずっと前からときどき病気みたいに「もうここを出る」と言っているけどいまだに滞在し続けている。大量の食材が冷蔵庫や戸棚にあるし、ロッカーにも何やらゴチャゴチャと荷物がある。あんなに荷物があったら旅立つのは難しいと思う。
俗に言う「沈没」というやつかもしれない。

とにかく彼は名前通りフリー。自由自適に生きている。
たとえ15分後にパーティーが始まると言っても、お腹が空いていたら自分でご飯作って食べちゃうし、外に行きたければ出掛けてしまう。話し掛けても時々「今は人と話すムードじゃない」とか「お腹空いてるから話ができない」と言って断る。そして気分が乗ってると、放っておいても一日中誰かと話をしている。

そして、神経質。嫌いなことだらけ。
人が手を付けた食べ物は食べないし、香水とか何かの匂いに敏感で匂いがすると窓を開ける。皿は使う前に熱湯で消毒。換気扇の音が嫌い、ハサミとか刃物の先端が自分に向いてるとイヤ、電話のプッシュ音が嫌い、温め中の電子レンジには近寄らない、セロテープを剥がすビーーって音が嫌い、人が多いの嫌い、猫が自分のベットで寝るのが嫌いなどなどなど。

一番驚いたのは、普段夕方まで寝ている彼が「朝9時に起こして」と言ってきたことがあった。でも、僕たちスタッフはゲストを起こすことはしない。その代わり目覚まし時計を貸すことになっている。
だから、彼に「目覚まし時計を貸してあげるから、自分で起きて」と言ったら「耳栓をしていつも寝てるから聞こえない。だから起こして欲しい」と言い放った。有り得ない!!と僕たちは唖然。ホント目が点になった。

そんな彼も根はいい人だから、嫌われてはいない。むしろ彼のことを好いてる人は多いように見える。不思議なことに。

もう僕は彼の存在がtoo muchになってきた。もし僕がここを離れたら、たまには彼に連絡を取ったり、遊びに行くことはあるかもしれない。でも、今は彼にもうそろそろここを出て欲しいと思っている。きっと距離が必要なんだと思う。あの自由っぷりに振り回されるのは疲れた。

話が長くなったので、別の人の話は別の機会に。


posted by わち at 04:42 | コメントを書く(2) | TrackBack(0) | 人間観察

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。